パソコンデータ管理の基本

膨大な数のデータを扱うためのツールとして、パソコンほど適しているものはありません。

パソコンデータのなかには、機密情報が入っているものもありますので、取り扱いには十分に注意しなければならず、そのための知識が必要になってきます。

まず、機密情報が入ったパソコンデータは、誰でも閲覧できるような状態にしておくことは避けたほうが良いですから、パソコンデータを暗号化するなどの知識を身に付けておくことが推奨されるわけですが、パソコンデータの暗号化というものは、ある程度のパソコンの知識を持っている方でなければできない技術ですから、まずは機密情報を扱うための基本的な知識を知っておくということが大切です。

その基本的な知識とは、機密情報をパソコンのなかに保存しておかないようにする、ということです。

せっかくパソコンを持っているのだからパソコンの中に保存すればいいじゃないかと考える方もいるかもしれませんが、インターネットに接続されたパソコンの場合、コンピュータウイルスに感染してしまう危険性がありますので、機密情報をパソコンデータとして保存しておくことはやめておいたほうがいいでしょう。

そうすれば、万が一コンピュータウイルスに感染して、情報が漏洩してしまうという危険性を防止することができるわけです。

機密を扱ったデータというものは、できることならパソコンのなかにではなく、別の媒体に保存しておいて、必要なときに取り出すようにしたほうが良いです。

>>次も読む:

精密機器取り扱いの注意点