パソコンデータ管理の注意点

社会人の男女の多くが、今ではパソコンを使っています。

業務用のパソコンを会社に設置している方もいれば、私用のノートパソコンを自宅で活用する方もいます。

近年、増加して来ているのが私用と業務用のパソコンを兼用する方々です。

また本来であればプライベート専用に購入した自分名義のノートパソコンやデスクトップパソコンに仕事で使う機密情報を保存する方々も増加し始めました。

その理由として挙げられるのが、いわゆる持ち帰り残業です。

会社で終えられなかった仕事を自宅にあります自分用のパソコンで進める人々が大変増えてきており、作業に必要な内部向けのマニュアルや顧客名簿などを、USBメモリ等に入れて持ち帰ってしまう人々が目立って来ています。

そういった機密情報のパソコンデータを保存する上で絶対に注意しておきたいのが情報流出です。

ウイルスに感染してしまうと、パソコンデータがネット上に漏洩します。

たとえ内規がなくて社内用の機密情報を私物に入れ、それが最終的にネット上に漏洩してしまえば、企業に甚大な迷惑を掛けますので、処分は免れません。

私物のパソコンとは言え、機密情報を少しでも入れているのであればセキュリティソフトを必ず導入し、ウイルスやスパイウエア対策を進めましょう。

また怪しいメールは開かない、海外に妙なサイトから内容不明なファイルやソフトはダウンロードしない等の注意も必須です。

パソコンデータは一度ウイルス等で流出すると回収が不可能ですので、水際で防衛するのが要です。